*たまゆら vol.2*
意味の深み・意識の深み――井筒俊彦と河合隼雄
平成26年5月22日(木)
ジュンク堂書店池袋本店にて、「たまゆら vol.2」を開催いたしました。
「三田文学」117号の井筒俊彦特集にエッセイをお寄せいただいた河合俊雄さんと若松英輔編集長が、井筒俊彦と河合隼雄という二人の奇才について語り合いました。
若松英輔編集長 河合俊雄さん

若松編集長が井筒と俊雄さんとの出会い、井筒と河合俊雄との出会いを尋ねると、どちらが先であったかはよくわからないと俊雄さんは答え、普段から父子で本を薦め合っていたという話をしていただきました。
推薦の基準は「おもろいか、おもろないか」であったという話から、独特な父子関係がうかがえ、会場に笑いがあふれました。
対談を通じ、河合隼雄は「出会いの人」であり、彼と井筒との出会いは必然的なものであったのだろうと感じられました。
対談の後には質疑が飛び交い、時間が足りないほどでした。
たくさんの方にお集まりいただき、ありがとうございました。
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